いつのまにか、「香川 吃音のつどい」でお話してから、1週間が過ぎてしまいました。つどいの前日は、暑い日でしたが、当日は朝から雨。1週間後の昨日の土曜日もいい天気でしたが、今日の日曜日は雨でした。日ごとに、冬が近づいているのを感じます。
香川県高松市の香川大学教育学部で開催された「香川 吃音のづとい」、久しぶりに、成人のどもる人を対象とした講演でした。参加者の中には、どもる子どもも、その保護者も、香川大学の学生もいました。主催の香川言友会が、これまでも、出前授業として、学生を対象に自分たちの体験を伝えてきたという実績があるようでした。
香川言友会の事務局で、毎日新聞高松支局にお勤めの佐々木さんが、そのときの報告をされている記事が掲載されましたので、紹介します。
合わせて、写真を紹介します。手作り感あふれるつどいの案内看板、講演後のグループでの話し合いの様子などです。
終わってからの懇談会の話も、僕にとって、刺激があり、とても有意義でした。
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2022/11/20




香川言友会の事務局で、毎日新聞高松支局にお勤めの佐々木さんが、そのときの報告をされている記事が掲載されましたので、紹介します。
合わせて、写真を紹介します。手作り感あふれるつどいの案内看板、講演後のグループでの話し合いの様子などです。
終わってからの懇談会の話も、僕にとって、刺激があり、とても有意義でした。
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2022/11/20



吃音当事者ら、高松でつどい /香川
毎日新聞 2022/11/17 地方版 有料記事 321文字
どもって思うように話せない吃音(きつおん)者らが集まる「第4回香川吃音のつどい」(香川言友会(げんゆうかい)主催)が13日、高松市幸町1の香川大学教育学部であった。 日本吃音臨床研究会会長の伊藤伸二さんが「吃音と上手につき合う」をテーマに講演し、当事者やその家族ら約40人が参加した。
吃音は言葉が出づらかったり、出なかったりする言語障害。100人に1人にあるとされ、連発(ぼぼぼくは)、伸発(ぼ――くは)、難発(……ぼくは)の症状がある。
伊藤さんは講演で、「当事者は吃音のために劣等感を抱きがちだ」と指摘し、「症状を治すことは難しいが、自己否定の感情は変えられる。どもる自分を認め、自己肯定感を持って生きてほしい」と語った。【佐々木雅彦】