2008年7月26日
『どもる君へ いま伝えたいこと』出版記念会
アメリカの言語病理学を中心に、世界の吃音臨床は「どもりを治す、改善する」に依然としてこだわっています。それに対して、「どもりが治る・治すとは何か?」「どもりを改善することに中心をおいた子どもの支援で、本当に子どもは幸せに生きられるのか?」と疑問をもつ臨床家もいます。
ことばの教室を長年経験している人たちと、「治すことにこだわらない、どもる子どもの支援プロジェクト」をつくり、どもる子どもの支援のあり方を探っています。3冊の本の出版計画していますが、これが第一弾です。
この仲間が質問を出し、私が書いたものを東京で13人が集まって合宿して検討しました。「私の担当している子はね」と、どもる子ども、どもりのことを話し合うのが大好きな人たちとした、明け方までの話し合いは、幸せな楽しい時間でした。1か月後、書き直したものを、合宿でまた話し合い、また書き直した。その後何度も何度も書き直し、やっと出版社に最終原稿を渡したのは5月1日でした。そして、7月25日、できたての本が送られてきました。
このプロジェクトのメンバーと大阪スタタリングプロジェクトの役員の有志があつまりました。島根県から3人、栃木県、神奈川県、東京都、愛知県からと遠方からこの本の作成に関わった人たちが集まりました。海外部長の進士和恵さん親子や神戸スタタリングプロジェントの人たち19人が参加しました。
参加者はくじ引きで座席がきめられ、その番号と同じ本の質問番号を各自が読み、順番に感想を言うという形をとりました。会が始まって15分、食事を目の前におきながら、全員が静かに自分に当たった章をじっくりと読む姿は不思議な感じでした。
ひとりひとりのコメントは、自分の人生や吃音観と絡み合い、長く話す人もいましたが、もっと聞きたい内容ばかりでした。6時30分から始まっているのに、10時を少し過ぎてしまい、会場を貸してくれている人に申し訳ない思いでしたが、途中で切ることはできませんでした。いい仲間と、とてもとても幸せないい時間がもてました。
この本をできるだけ多くの人に読んでもらいたいみんなの一致した気持ちでした。
その時の発言をまとめて、日本吃音臨床研究会の月刊紙「スタタリングナウ」で紹介する予定です。本の詳細にはついては、日本吃音臨床研究会のホームページをご覧下さい。
『どもる君へ いま伝えたいこと』出版記念会
アメリカの言語病理学を中心に、世界の吃音臨床は「どもりを治す、改善する」に依然としてこだわっています。それに対して、「どもりが治る・治すとは何か?」「どもりを改善することに中心をおいた子どもの支援で、本当に子どもは幸せに生きられるのか?」と疑問をもつ臨床家もいます。
ことばの教室を長年経験している人たちと、「治すことにこだわらない、どもる子どもの支援プロジェクト」をつくり、どもる子どもの支援のあり方を探っています。3冊の本の出版計画していますが、これが第一弾です。
この仲間が質問を出し、私が書いたものを東京で13人が集まって合宿して検討しました。「私の担当している子はね」と、どもる子ども、どもりのことを話し合うのが大好きな人たちとした、明け方までの話し合いは、幸せな楽しい時間でした。1か月後、書き直したものを、合宿でまた話し合い、また書き直した。その後何度も何度も書き直し、やっと出版社に最終原稿を渡したのは5月1日でした。そして、7月25日、できたての本が送られてきました。
このプロジェクトのメンバーと大阪スタタリングプロジェクトの役員の有志があつまりました。島根県から3人、栃木県、神奈川県、東京都、愛知県からと遠方からこの本の作成に関わった人たちが集まりました。海外部長の進士和恵さん親子や神戸スタタリングプロジェントの人たち19人が参加しました。
参加者はくじ引きで座席がきめられ、その番号と同じ本の質問番号を各自が読み、順番に感想を言うという形をとりました。会が始まって15分、食事を目の前におきながら、全員が静かに自分に当たった章をじっくりと読む姿は不思議な感じでした。
ひとりひとりのコメントは、自分の人生や吃音観と絡み合い、長く話す人もいましたが、もっと聞きたい内容ばかりでした。6時30分から始まっているのに、10時を少し過ぎてしまい、会場を貸してくれている人に申し訳ない思いでしたが、途中で切ることはできませんでした。いい仲間と、とてもとても幸せないい時間がもてました。
この本をできるだけ多くの人に読んでもらいたいみんなの一致した気持ちでした。
その時の発言をまとめて、日本吃音臨床研究会の月刊紙「スタタリングナウ」で紹介する予定です。本の詳細にはついては、日本吃音臨床研究会のホームページをご覧下さい。