大阪吃音教室、2023年度は、4月7日(金)からスタートします
今日は、3月31日、2022年度が終わります。明日から4月、新年度のスタートです。
大阪吃音教室も、今日はお休みで、4月7日から、2023年度がスタートします。2月の運営会議で話し合い、決めたスケジュールに沿って、講座が始まります。
講座が金曜日の夜開催となったのは、第1回吃音問題研究国際大会が終わった翌年からでした。「吃音はどう治すかではなく、どう生きるかだ」との僕の提起に賛成してくれたものの、具体的にセルフヘルプグループがどう活動していくのかは、未知の世界でした。治す、改善するための訓練ではなく、何をしたらいいのか、初年度は、毎週の講座を僕が全て担当し、資料を作り、みんなで話し合い、みんなで作り上げていった大阪吃音教室でした。そのスタイルになった大阪吃音教室は、今年度で37年目に入ろうとしています。よく、マンネリにならないのかと質問を受けることがありますが、テーマが同じでも、参加者によって全く違う展開になります。大阪吃音教室は一期一会で毎回、新鮮です。僕は旅に出ることも少なくないので、大阪にいないときは参加できませんが、大阪にいるときには必ず参加しています。
吃音のこと、自分のこと、ことばについて、生きること、ぜひ、ご一緒してください。すてきな僕の仲間たちが、迎えてくれます。お待ちしています。
会場 アネックスパル法円坂(大阪市中央区法円坂1−1−35)
スケジュール 18時30分〜20時45分
4月 7日(金) 吃音と上手につき合うために
4月14日(金) 吃音一問一答〜どんな質問にも答えます〜
4月21日(金) 吃音の物語を味わう〜文章教室〜
詳しくは、日本吃音臨床研究会、大阪吃音教室のホームページで確認してください。
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2023/03/31
今日は、3月31日、2022年度が終わります。明日から4月、新年度のスタートです。
大阪吃音教室も、今日はお休みで、4月7日から、2023年度がスタートします。2月の運営会議で話し合い、決めたスケジュールに沿って、講座が始まります。
講座が金曜日の夜開催となったのは、第1回吃音問題研究国際大会が終わった翌年からでした。「吃音はどう治すかではなく、どう生きるかだ」との僕の提起に賛成してくれたものの、具体的にセルフヘルプグループがどう活動していくのかは、未知の世界でした。治す、改善するための訓練ではなく、何をしたらいいのか、初年度は、毎週の講座を僕が全て担当し、資料を作り、みんなで話し合い、みんなで作り上げていった大阪吃音教室でした。そのスタイルになった大阪吃音教室は、今年度で37年目に入ろうとしています。よく、マンネリにならないのかと質問を受けることがありますが、テーマが同じでも、参加者によって全く違う展開になります。大阪吃音教室は一期一会で毎回、新鮮です。僕は旅に出ることも少なくないので、大阪にいないときは参加できませんが、大阪にいるときには必ず参加しています。
吃音のこと、自分のこと、ことばについて、生きること、ぜひ、ご一緒してください。すてきな僕の仲間たちが、迎えてくれます。お待ちしています。
会場 アネックスパル法円坂(大阪市中央区法円坂1−1−35)
スケジュール 18時30分〜20時45分
4月 7日(金) 吃音と上手につき合うために
4月14日(金) 吃音一問一答〜どんな質問にも答えます〜
4月21日(金) 吃音の物語を味わう〜文章教室〜
詳しくは、日本吃音臨床研究会、大阪吃音教室のホームページで確認してください。
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2023/03/31
出会いの広場で参加者の気分がほぐれたところで、竹内敏晴さんの登場。これだけ大勢の子どもと大人混合の集団は初めての経験だろう。『息を入れて吐いて!』からだを動かし、大騒ぎしながらいくつかの歌を歌う。最後に歌った、『森のくまさん』。父親とスタッフが熊の集団、母親が森の木、子どもたちが女の子、と3つに分かれ、大きなフロアーをいっぱいに使って動き、歌った。楽しく、からだが大きく弾んだ。
第二十九回全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会の全国大会が、二十七日、山形市民会館で開幕し、詩人の谷川俊太郎さんと日本吃(きつ)音臨床研究会代表の伊藤伸二さんが「内なることば・外なることば」をテーマに記念対談した。二日間の日程で、聞こえと言葉の教育の在り方を探る。
今日、紹介するのは、僕の主催する吃音ショートコースではなく、第29回全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会の全国大会山形大会での記念対談です。対談の相手は、詩人の谷川俊太郎さんでした。谷川さんとは、その2年前に、竹内敏晴さんと共に吃音ショートコースにゲストとしてきていただいており、お話したことはありました。それでも、山形大会では、600人の聴衆の前での公開対談ということで、今から思っても、よく引き受けたものだと思います。「ことばの名人」である谷川さんと、「ことばの迷人」の僕との対談について書いている「スタタリング・ナウ」2000.9.15 NO.73の巻頭言を紹介します。
『ことばの迷人』とは何か。
谷川俊太郎さんの父君、著名な哲学者の谷川徹三さんも、自分の名前が言えずに悩み、1か月、伊沢修二の楽石社で矯正を受けた。しかしその後は吃音を受け入れ、個性として生きたからこそ、今日の谷川さんの吃音への思いにつながったのではないか。ことばの迷い人にならないために、まず、どもってもいいが基本なのだ。(「スタタリング・ナウ」2000.9.15 NO.73)