今、北陸の旅の途中

 あの暑かった金沢がうそのように、片山津温泉の今日は、秋の訪れを感じさせるように、雨が降っています。
 昨年と同じように今年も4月、5月、6月と忙しく、7月にはいると、第3回親・教師・言語聴覚士のための吃音講習会の準備で大変でした。その講習会も無事に終わり、久しぶりの、つかの間のゆったりした時間を過ごしています。10日に大阪に帰ると、全難言東海4県の大会や吃音親子サマーキャンプと、また慌ただしくなります。

 さすがに、講習会が終わってから、氷見市と、富山市で泊まったのですが、これまでの疲れがどっと出たのか、ずっと睡眠不足だったのを自動制御してくれたのか、ぐったりと眠りました。
 ただ、直前に参加した家族療法学会のワークシヨップの講師の先生が送って下さった、ご自身が書かれた小説「Afterglow−最後の輝き」だけは読み終えることができました。精神科医で小説家でもあり、藤村 邦のペンネームで、ホスピス病棟の精神科医とがん患者の女性との交流は、久しぶりに読んだ小説で、これまで専門書ばかり読んできた僕の頭を活性化してくれました。

 これらを含めて、いろいろと書いていきたいと思います。

 雨の片山津にて

 日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2014/08/08