伊藤伸二の吃音(どもり)相談室

「どもり」の語り部・伊藤伸二(日本吃音臨床研究会代表)が、吃音(どもり)について語ります。

2012年08月

長い、夏の吃音の旅が続いています。


  全国難聴・言語障害教育研究協議会神奈川大会
  8月1・2・3日、神奈川県川崎市で開催されました。

 島根県の隠岐の島の吃音キャンプから、ブログが中断していました。これからまた、再開します。よろしくお願いします。
 
 隠岐の後、神奈川県で開かれた全国大会に参加しました。昨年は北海道で、仲間の千葉市でことばの教室担当の渡邉美穂さんの発表の応援でした。今年も、私たちの仲間の、愛知県のことばの教室の奥村寿英さんの応援でした。
 1日、私はできるだけ早く神奈川に行こうと予定していたのですが、神奈川大会の翌日の4日から始まる講習会の資料ができていなくて、大阪から出ることができませんでした。ナラティブ・アプローチの基本的な用語などはぜひ、書いてから出発しようと思っていたのが、なかなか書けません。昼には出発するつもりが、3時になっても、5時になっても、まだ寝屋川の家を出ることができませんでした。

 一つ、原稿を仕上げて、印刷してくれる仲間にメールで送って、ようやく家を出て、新大阪に着いたのは、夜の7時を過ぎた頃でした。のぞみに飛び乗り、車中で駅弁を食べ、また、パソコンに向かっていました。川崎のホテルに着いたのが10時半。その後もしつこくパソコンに向かいました。

 2日、原稿ができないままに、神奈川大会が始まりました。書籍販売の準備もしなければならないし、飯高京子さんの講演、シンポジウムも聞きたいとおもっていましたが、まだ原稿が完成していません。とても大会に参加できる状況ではありませんでした。書籍販売は仲間に任せて、私はホテルに缶詰状態でした。ときどき電話で会場での様子を聞きながら、パソコンに向かいました。講習会の準備の打ち合わせに、ホテルにきてもらうなど、なんだかおちつかない、一日もあというまに終わってしまいました。
 
 私は、この非日常がとてもすきです。わくわく感がすきです。明日は奥村さんが発表なので、必ず行きます。
                                                   2012年8月2日記

 日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2012/08/16 

すべての人が初参加の新鮮な隠岐のキャンプ

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昨年、島根県の難聴言語教育の研修会で、前日の懇親会に隠岐から来た人が、なかなか本土に隠岐から参加するのは大変で、島根のフォーラムに参加できないとの話が出ました。それじゃ隠岐ですればと酔った勢いで話がまとまり、今回実現しました。6月の三瓶山での集まりに引き続き、島根で今年2回目のキャンプです。
 人口15000人の小さな島で、果たして参加者が集まるのか、計画した方も心配だったろうと思います。ところが、ふたを開ければ、どもる子どもが8人、親が8人、スタッフが10人、夜だけ顔を出して下さった人も含めれば、30人くらいの人が参加するフォーラムになりました。
 そして、その全員がフォーラム初参加という新鮮な出会いでした。出会ってすぐはなんとなくぎこちなかった子どもたちも、だんだん打ち解けていきます。どもりについて話し合い、魚つりやバーベキューなど一緒に活動する中で、顔の表情が和らいでいくのがよくわかりました。どもるのは自分だけじゃない、こんなに仲間がいるのだということを実感してくれたことでしょう。このことは、これから生きていく上で何よりの励ましになることだと思います。私が民間の吃音矯正所で初めて大勢のどもる人に出会ったときのことを思い出しました。子どもたちに、そんな場を提供して下さった、島根の、隠岐のスタッフの方に、心から感謝です。
 さあ今から神奈川に出発です。

 日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2012/08/01

島根スタタリングフォーラムin隠岐


 念願の隠岐につきました。大阪空港を飛び立ったと思うと、すぐに到着です。
 遠いと思っていた隠岐がこんなに近いとは思いませんでした。昼過ぎに空港に着くと、入り口でと横断幕を掲げて隠岐のことばの教室の先生が3人と、松江からフェリーできたもフォーラムでいつもお世話になっている、佐々本さんが出迎えてくれました。まさか、横断幕とは、空港での思いがけないお出迎えに喜び過ぎて、預けた荷物を取り忘れるというドジをしてしまいました。ドジはいつものことなのですが。こんなドジで足りない部分をいっぱいもってい
る私たちを、たくさんの方が助けてくれて、これまで楽しく吃音に取り組んできました。隠岐にも、そんな仲間がいる予感のする出迎えでした。町の中心のレストランで5人で食事。さざえどんぶりがおいしかった。
 その後、車で観光に連れて行って下さいました。準備の忙しい前日なのに壇鏡の滝、福浦トンネル、五箇など、海と山の両方の景色を堪能しました。
 夜はまた、素敵な食事処で隠岐のさかなをいただきました。お酒のせきなのに、話題はどもる子どものことばかり、ここにも、どもる子どものいい仲間がいるとうれしくなりました。
 さあ、明日から隠岐でのはじめてのキャンプが始まります。

日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2012/08/01

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吃音講習会 100人突破しました。


 島根県・隠岐での「島根スタタリングフォーラムIN隠岐」から帰りました。
 4日間隠岐にいました。
 
 帰ると、吃音講習会100人突破のメールが届いていました。吃音否定から吃音肯定の吃音臨床とのタイトルからして、30人から40人参加していただければ、じっくりと話して理解してもらえればいいと、準備を始めました。本当に、50名を超えることはないだろうと予想をしていました。ところが終盤にかけてどんどん申し込みが相次ぎ、あっという間に100人をとっぱしたというわけです。びっくり、うれしい、実行委員会は準備にも熱がはいってきました。

 私は基調提案ですが、なかなか原稿ができません。隠岐でがんばろうというのは、やはりできませんでした。隠岐では、隠岐の仕事に集中しなければなりません。参加者がとても喜んでくださった、いいキャンプでした。また、報告しますが、明日から神奈川に出発し、千葉の講習会と続きます。
 隠岐の報告は、その後になりそうです。忙しい、熱い吃音の夏が続きす。

 日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2012/08/01
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