吃音の夏 序盤戦が終わりました

 さっき、つい1時間前に、千葉県大会での講演が終わりました。千葉県特別支援学級・通級指導教室設置校校長会 難聴・言語障害専門部会、千葉県特別支援教育研究連盟聴覚障害教育研究部会、千葉県特別支援教育研究連盟言語障害教育研究部会の合同夏季研修会でした。2時間、立ちっぱなしでずっと話してきました。今、ホテルに戻ってきたところです。
 27日の朝、大阪寝屋川の自宅を出発してから、埼玉、名古屋、そして千葉と移動してきましたが、その最後の千葉での仕事が終わったことになります。
 埼玉は、全国難聴・言語障害教育研究協議会に参加し、仲間の実践発表を応援しました。名古屋では、29・30日、第10回親、教師、言語聴覚士のための吃音講習会を開催して、二日間いっぱい話をして、そして今日31日が千葉県の大会でした。
 今回、会場の都合で日本をあちこち動くスケジュールになりました。この酷暑の中、からたがもつかなと少し心配していましたが、なんとか最後までもってくれたようです。途中、しゃべりすぎて、声がかすれることがありましたが、それもなんとかもちました。
 聞いているだけでも疲れるのに、それだけよく話しますねと、何人もの人に声をかけられました。パワフルですね、とも。でも、まだまだ話したりないです。それだけ僕には、吃音について話したいことがあるのです。小学校2年生ときから21歳まで、吃音に悩み苦しんだ経験、その後21歳から今まで吃音とともに幸せに生きている経験、それらを伝えて、今、どもる子どもとかかわっている人たちと共に考えていきたいことがたくさんあります。
 しばらくブログをお休みしましたが、元気です。また、少しずつ、報告します。

 日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2023/07/31