吃音親子サマーキャンプの劇のための事前レッスンから早1週間が過ぎました。子どもたちとの楽しい時間を想像しながら、実は自分たちが一番楽しんでいたスタッフたちでした。
 この事前レッスンは、大阪市内のお寺で行うので、大阪近郊の大阪吃音教室の仲間が中心だったのですが、サマーキャンプのときに、「事前レッスンはおもしろいよ」、「サマーキャンプは事前レッスンから始まる」などと言うものですから、最近は、遠い所からもこの事前レッスンに参加する人も増えてきました。
 今回、初めて事前レッスンに参加した人が話していた感想を紹介します。

・初めて台詞のある役にチャレンジした。私は普段、どもっていることが外からは分かりにくい方だ。しかし、演劇の台詞ではとてつもなくどもり、そのどもり方は想像を超えていて、おもしろかった。役を演じることは、とても楽しかった。
 このグループは自分にとって、チャレンジできる場、失敗できる場、多少の恥をかくことができる場。そういう場だから、伸び伸びと楽しむことができたと思う。キャンプでは、私と同じように、初めて台詞のある役にチャレンジする子もいるだろう。一緒に楽しんで、子どもたちのチャレンジを見守りたいと思う。

・事前レッスンが毎回とても盛り上がる、と以前伊藤さんに聞いていたので、ずっと参加したいと思っていました。今回念願が叶ってうれしいです。いざ自分が何かの役を演じるとなると難しかったですが、普段から凝り固まっている自分のイメージを打ち破り、新しいキャラクターを演じることは新鮮で楽しかったです。また参加者のみなさんの表現力の豊かさに感動し、みんなで一つのものを作り上げていくおもしろさを感じました。サマーキャンプ本番では、子どもたちがそれぞれの殻を打ち破って表現できるよう、まずは大人たちがありのままをさらけ出し、全力で楽しむ演技を見せていきたいです。昨年のサマーキャンプに引き続き、スタッフとしての参加は2回目です。初回は緊張が大きかったですが、今年はとにかく楽しくをモットーにがんばりたいと思います。

・事前合宿に初めて参加して、まず感じたのが、お芝居は何度やっても緊張してしまうという点。サマキャンでは子ども、大人スタッフ通算で過去何度もやっていても緊張する。そんな私でもよく見られたいし、他の人が演技しているのを見て、もっとこうしたら良いのにとも僭越ながら思う。とにかく、大人でも緊張するし、どもるし、でも声や身体で表現することが楽しいってことを子どもたちに見てもらって、知ってほしい。そう思います。子どもたちに自分の役がやりたいと思ってもらえるようにがんばります。

 僕たちスタッフが一番盛り上がっているのではないかとさえ思えてきます。
 吃音親子サマーキャンプ、日程は8月18・19・20日、会場は滋賀県彦根市の荒神山自然の家、その他、詳しくは、日本吃音臨床研究会のホームページに掲載しています。一応の締め切りは、開催当日の2週間前の8月4日です。ホームページのサマーキャンプコーナーをぜひ、ご覧ください。わかりにくいことがありましたら、いつでも、お電話ください。
 夜の8時頃がつながりやすいです。072−820−8244 です。
 今年のサマーキャンプは、初参加の人、2回目の参加の人など、フレッシュな顔ぶれです。ぜひ、ご一緒しましょう。

日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2023/07/22