【再掲】大阪吃音教室 特別講座
何を大切に生きるか? 講師 櫛谷宗則さん

櫛谷宗則 坐禅会案内 先日5月7日、紹介した櫛谷宗則さんが講師の、大阪吃音教室特別講座「何を大切に生きるか?」の案内を再掲します。
 櫛谷さんに来ていただくのは、2年ぶりです。2004年頃に初めてお会いしてから、いつも櫛谷さんのことばに励まされています。今回、久しぶりにお話が聞けること、とても楽しみです。深く静かな時間を、ぜひご一緒しましょう。お待ちしています。


 櫛谷宗則さんとの出会いは、2004年頃だったでしょうか。朝日新聞のコラム「小さな新聞」で、僕たちのニュースレター「スタタリング・ナウ」が紹介された記事を読んだ櫛谷さんから、ご自分が編集し出版しておられる「共に育つ」への原稿依頼がありました。
 それまで縁のなかった仏教関係の冊子への執筆依頼でしたが、当時、仏教に惹かれ始めていた僕にとってはありがたいことでした。そして、お付き合いが始まり、毎回、「共に育つ」の冊子が出版されるたびに送って下さり、僕たちのニュースレターもずっと読んで下さっています。読んで、ときどき、はっとするような感想を書いて私を励まし続けて下さっていました。新潟で講演があったとき、足を延ばして五泉市のお寺にお伺いしたかったのですが、お互い都合がつかず、お会いすることができなかったという残念なこともありました。
 2015年、大阪市天王寺区のプレマ・サット・サンガで2日間坐禅会をされると知って、1日参加しました。一番前に座っていた僕に、休憩時間、「伊藤伸二さんですね」と声をかけて下さいました。そして、僕の顔をまっすぐに見て「あなたの目は何かと闘っている目だ」と見抜かれたのです。そのとき、何か文章を書いていただけないかとお願いしたのですが、その文章に添えて下さったお手紙にこう書かれていました。

 「これもご縁と思い、精一杯書かせていただきました。治す派との闘いは、対立しないで伊藤さんご自身の、吃音を光とする生き方を深めていかれること、その生活そのものが一番の道(武器)ではないかとふと思いました」

 櫛谷さんを、大阪吃音教室の講師にお迎えして、お話をお聞きすることは、2016年から始まりました。毎回、静かで、深い時間が過ぎていきます。昨年、一昨年と、コロナで大阪吃音教室も休講となり、櫛谷さんの坐禅会も中止になっていました。今年、坐禅会は、定員を減らして開催されます。大阪吃音教室にも来ていただけることになりました。新潟のお寺なので、大阪に来られるのはそう多くはありません。吃音について理解の深い禅の老師のお話は、きっと参加者の心に響きます。ご参加お待ちします。

日時 2022年5月27日午後6時半〜
会場 アネックスパル法円坂
演題 何を大切に生きるか?
講師 櫛谷宗則
〈プロフィール〉昭和25年、新潟県五泉市の生まれ。19歳の時、内山興正老師について出家得度。以来安泰寺に10年安居し、老師隠居後は近くの耕雲庵に入り縁のある人と坐る。老師遷化のあと、新潟に帰り、地元や大阪・福岡等で坐禅会を続けている。
編著 「禅に聞け」「生きる力としてのZen」「内山興正老師いのちの問答」(大法輪閣)「共に育つ」(耕雲庵)等。

日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2022/05/24