9月8日(日)の吃音を考える会
〜竹内敏晴さんから学んだからだとことばのレッスン〜
吃音を考える会は、年に3回、日曜日に開催します。
金曜日の大阪吃音教室には、仕事の都合でどうしても参加できない、遠くに住んでいるので平日は参加できない、普段の吃音教室は2時間くらいしかないので、もう少しじっくりと参加したい、そんな声にお応えする形で、日曜日に開催しています。
9月8日(日)のテーマは、伊藤伸二が担当する、「竹内敏晴さんから学んだ、からだとことばのレッスン」です。
大阪吃音教室の金曜日の講座には、常に、ことばのレッスンを入れています。
9月8日の吃音を考える会は、そのロングバージョンとして企画しました。いつもの大阪吃音教室より長い時間を使って、からだを動かしたり、ことばについて考えたり、歌を歌ったり、詩を読んだり、芝居のせりふを言ったりします。声を出す楽しさ、喜びを、みんなで味わう時間になってくれることと思います。また、どもりそうなとき、どもって声が出なくなったときの対応についてもみんなで考えます。ことばや声、どもることについて、日頃、疑問に思っていることを出し、日常生活でちょっと気をつけたいことなども提案できたらと思っています。
吃音そのものは改善できなくても、相手に向かってからだを開き、伝えたいことばを届けることはできます。どもりを治すためではなく、日本語を話す人としての日本語のレッスンは、ことばで苦労してきた私たちだからこそ、取り組みたいことです。
どもりたくないからといって、下を向き、早口でぼそぼそと話していては、相手には伝わりません。日本語は、「ん」以外の音にはすべて母音がついています。母音をしっかり押し、一音一拍を意識して、声を出してみましょう。
竹内敏晴さんが亡くなられたのは、2009年9月7日でした。ちょうど10年になります。一時期、病気で耳が聞こえず、そのため歪んだ発音しかできなかった経験をされた竹内さんは、最後まで、どもる私たちのことを仲間と思って下さり、大阪吃音教室の外部講師として何度も来て下さいました。また、吃音親子サマーキャンプでは、子どもたちのために芝居のシナリオを書いて、スタッフに演出指導もして下さいました。
竹内さんから学んだ「からだとことばのレッスン」を、ぜひ一緒に体験してみましょう。
どなたでも参加できます。お待ちしています。
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2019/9/4
〜竹内敏晴さんから学んだからだとことばのレッスン〜
吃音を考える会は、年に3回、日曜日に開催します。
金曜日の大阪吃音教室には、仕事の都合でどうしても参加できない、遠くに住んでいるので平日は参加できない、普段の吃音教室は2時間くらいしかないので、もう少しじっくりと参加したい、そんな声にお応えする形で、日曜日に開催しています。
9月8日(日)のテーマは、伊藤伸二が担当する、「竹内敏晴さんから学んだ、からだとことばのレッスン」です。
大阪吃音教室の金曜日の講座には、常に、ことばのレッスンを入れています。
9月8日の吃音を考える会は、そのロングバージョンとして企画しました。いつもの大阪吃音教室より長い時間を使って、からだを動かしたり、ことばについて考えたり、歌を歌ったり、詩を読んだり、芝居のせりふを言ったりします。声を出す楽しさ、喜びを、みんなで味わう時間になってくれることと思います。また、どもりそうなとき、どもって声が出なくなったときの対応についてもみんなで考えます。ことばや声、どもることについて、日頃、疑問に思っていることを出し、日常生活でちょっと気をつけたいことなども提案できたらと思っています。
吃音そのものは改善できなくても、相手に向かってからだを開き、伝えたいことばを届けることはできます。どもりを治すためではなく、日本語を話す人としての日本語のレッスンは、ことばで苦労してきた私たちだからこそ、取り組みたいことです。
どもりたくないからといって、下を向き、早口でぼそぼそと話していては、相手には伝わりません。日本語は、「ん」以外の音にはすべて母音がついています。母音をしっかり押し、一音一拍を意識して、声を出してみましょう。
竹内敏晴さんが亡くなられたのは、2009年9月7日でした。ちょうど10年になります。一時期、病気で耳が聞こえず、そのため歪んだ発音しかできなかった経験をされた竹内さんは、最後まで、どもる私たちのことを仲間と思って下さり、大阪吃音教室の外部講師として何度も来て下さいました。また、吃音親子サマーキャンプでは、子どもたちのために芝居のシナリオを書いて、スタッフに演出指導もして下さいました。
竹内さんから学んだ「からだとことばのレッスン」を、ぜひ一緒に体験してみましょう。
どなたでも参加できます。お待ちしています。
日時 2019年9月8日(日)13:00〜17:00
会場 應典院B研修室(いつもの大阪吃音教室の会場)
服装 動きやすい服装でお越し下さい。スカートは避けて下さい。
持ち物 からだを動かし、声を出すので、飲み物を各自ご用意下さい。
参加費 大阪スタタリングプロジェクト会員は300円、
未会員は500円
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2019/9/4