高知での相談会・研修会の番外編 ひろめ市場と高知城

 12月23日、高知県言語聴覚士会主催の吃音研修会が終わった後、お昼ごはんと観光を兼ねて、車で案内していただきました。車で案内してくれたのは、23年前に高知に僕を呼んでくれたことばの教室の担当者でした。
 広い歩道の両側に市がたっていました。野菜、果物、お菓子や食べ物、植物、そして刃物類など、たくさんのお店、そしてたくさんの人出でした。
ち ひろめ市場看板 ち ひろめ市場4人ち ひろめ市場人が多いち ひろめ市場塩たたきお昼ご飯をと案内していただいたのが、まあにぎやかな「ひろめ市場」というところでした。日曜日、3連休の真ん中ということもあったせいか、すごい人でした。お店がいっぱいあって、真ん中にテーブルといすがある、屋内の市場です。それぞれ好きなものを買ってきて、テーブルを囲み、話しながら、飲みながら、食べるというスタイルです。朝から飲めると聞き、さすが高知だと感心しました。雰囲気に圧倒されながら、それでも、おいしいかつおのたたき、有名な餃子など、たくさんいただきました。
 ひろめ市場で合流して一緒に食事をしたのが、吃音相談会の会場の手配をしてくれ、織田さんの子どもさんを担当している先生、支援センターに勤める言語聴覚士でした。1986年の国際大会に参加したなど懐かしい話がたくさんでました。
ち 高知城ち 羽織とうさぎのかぶと その後、土佐の歴史と文化の新拠点である高知城歴史博物館に案内してくださり、体験コーナーに置いてあった兜と陣羽織、せっかくなので、着て、記念撮影もしました。
 とてもいい時間を過ごし、夕方の飛行機で大阪に帰りました。たった2日間でしたが、中身が濃く、もっと長い時間、いたような気がしました。
 伝えたいことがあること、聞いてくれる人がいることのありがたさをしみじみ感じた高知でのできごとでした。

日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2019/1/19