明日から、第28回吃音親子サマーキャンプ

 5月の沖縄キャンプ、6月に入ってすぐ鹿児島県の難聴言語研究大会と翌日の吃音相談会、そしてその後の緊急入院。6月の1ヶ月がなかったような、そんな時間の流れがへんてこりんになったまま、7月を迎え、大阪の吃音相談会、サマーキャンプの事前レッスン合宿。7月末には、大阪で、全国難聴・言語障害教育研究協議会と第6回親、教師、言語聴覚士のための吃音講習会、8月に入ってすぐに山形県での難言の県大会研修会。
 怒濤の毎日を過ごしてきたような気がします。ひとつひとつ、振り返りや、余韻を楽しむ間もなく、明日から、「吃音の夏」最後の大きなイベントである、吃音親子サマーキャンプです。サマーキャンプは、今年で第28回を迎えました。ここまで続くとは、始めた頃には想像もできなかったことです。

 それぞれの行事には、準備が伴います。ひとつが終わってその後片付けもできないまま、あっという間に、吃音親子サマーキャンプの前日になりました。
 我が家は日本吃音臨床研究会の事務所でもあり、悲惨というか、めちゃくちゃというか、そんな状態です。それでもなんとか今年もたくさんのスタッフが全国から集まって下さり、キャンプが開催できること、本当にありがたいことだと思います。キャンプが終われば、ぼちぼちとこれまでのことを振り返っていこうと思います。

 今年のキャンプの親の学習会は、これまでとは全く違うスタイルになりそうで、今から僕が楽しみにしています。経験したことは記録として残さないと消えてしまいます。消えないようにできるだけ、書いていきたいと思います。

日本吃音臨床研究会会長 伊藤伸二 2017/08/17