これまでの吃音ショートコースは2日3日で宿泊をともなう7ものでした。20回目のナラティヴ・アプローチを最後に20年の歴史の幕を下ろしました。これからは、これまで学んできたことを実際に生活の中でどう生かしていくか、みんなで考え、取り組むものになります。初めての人も、安心して参加できるように、ゆっくりとしたペースで進みます。どもる人も、ことばの教室の担当者も、言語聴覚士も、吃音に関心のある人なら、誰でも参加できます。宿泊は各自で確保していただくことになりますが、後は自由です。
 「吃音についての語らい、学びの場」になるよう、伊藤伸二もいろいろと考えています。とてもいいどもる仲間や、ことばの教室の教師に出会えます。興味のある方、ご参加下さい。
 
 
2016年度  新・吃音ショートコース 2017年1月21日〜22日

  吃音哲学〜吃音の豊かな世界への招待〜

 精神医学、臨床心理学、教育学、演劇など幅広い領域の、第一人者を講師に迎えて学び、体験してきた吃音ショートコースは、昨年の21回を最後に終了しました。

 これまでの吃音ショートコースの21年間で学んだのは、論理療法、アサーション・トレーニング、交流分析、認知行動療法、ゲシュタルト療法、当事者研究、内観、建設的な生き方、トランスパーソナル、からだとことばのレッスン、笑いとユーモア、サイコドラマ、ナラティヴ・アプローチなどでした。

 今後は、これらを、日常生活に、これからの人生設計に、また、どもる子どもの支援にどう活かすかを探っていきます。今、生活であまり困ることがなくても、こう考え、こう取り組めば、より楽しくより豊かに生きることができる。今回の新・吃音ショートコースは、そのような視点で生活、人生を見つめ直す場にできればと考えています。吃音を切り口に、生きることを考える「吃音哲学」が今後ずっと続くテーマです。

 最初からきちんとしたプログラムができているわけではありません。とりあえずのおおざっぱな流れはあるものの、参加者の希望や要望で、変えていく、柔軟な企画です。今、ここで感じたことを率直に出し合い、対話を通して自分に気づき、他者に気づいていく、そんな時間を共有していただければと思います。

 事前に希望、要望、提案をしていただければ、それに沿ったプログラムを組み立てます。遠慮なく提案して下さい。当日でも構いません。その場で、自分のこと、グループのこと、どもる子どもへの支援のあり方など、生活、人生を振り返り、今後の展望を考えましょう。ご参加をお待ちしています。


日時 2017年1月21・22日(土・日)

場所 尼崎市立園田地区会館
    〒661-0953 兵庫県尼崎市東園田町4-12-4 TEL 06-6493-0140
       最寄り駅:阪急神戸線「園田」駅から北西へ徒歩8分。
           「園田」駅は、大阪(梅田駅)から4つ目の駅です。

主催 日本吃音臨床研究会・伊藤伸二
    〒572-0850  寝屋川市打上高塚町1-2-1526   TEL/FAX   072-820-8244

参加費 5,000円(宿泊費・食事代は各自ご負担下さい)
     宿泊、ホテルは各自でご予約下さい。大阪市内ならどこでも便利です。

問い合わせ先 日本吃音臨床研究会
    〒572-0850  寝屋川市打上高塚町1-2-1526   TEL/FAX   072-820-8244

参加申し込み方法 申し込み書に必要事項を記入し、FAXか郵送でお申し込み下さい。

参加費の送金 申込書の送付と同時に、郵便振替用紙をご利用の上、ご送金下さい。
 加入者名 日本吃音臨床研究会  口座番号 00970−1−314142
 送金の際の半券を、当日、受付でご提示下さい。半券が、参加証になります。

プログラム案 (↓きイ瞭睛討牢望により組み立てます)

21日(土)

13:00~ 受付

13:30~15:00 セッション ―于颪い旅場・自己紹介…新しく出会う人が互いに知り合うと同時に、2日間で何をしたいか出し合い、2日間の計画をみんなで考える時間。

15:00~17:30 セッション

17:30~18:30 夕食

18:30~20:30 セッション 発表の広場…どもる人本人は自分の体験を、どもる子どもの親は子どもとのかかわりでの体験を、ことばの教室担当者やスピーチセラピストの方は実践を、研究者の方は研究を発表し、参加者全員で分かち合います。
 発表希望者は、申し込みのときにご連絡下さい。要項をお送りします。

20:30~

 22日(日)
9:00~11:30 セッション

11:30~12:30 昼食

12:30~15:00 セッション

15:00~16:30 セッションΑ,澆鵑覆埜譴蹐Ε謄ーチイン…参加者全員で吃音ショートコースを振り返ります。

セッション↓きァ‘睛討鰐つ蠅任后たとえば、こんなことができそうです。

☆公開面接<対話>…今、困っていること、悩んでいること、みんなで考えたいことがあれば、伊藤伸二と対話をして、今の課題を明らかにして、展望を探ります。
 
☆当事者研究…今、困っていること、悩んでいることについて、当事者研究の手法を用い、やりとりをしながら、今後の対処を明らかにしていきます。

☆論理療法、交流分析、アサーション、認知行動療法などのエッセンスを学ぶ…今まで学んできたものを生活に生かす具体的方法を探ります。初めての人もよく分かるものにします。

☆大阪吃音教室、ことばの教室のグループ学習体験…参加者の希望に沿って、その場で、これらを開講します。

☆日本語のレッスン…言語訓練とは違う、日本語のレッスンを体験します。日本語の発音・発声の基本を学び、日常生活の中で使えるトレーニングです。歌を歌ったり、詩を読んだり、芝居のせりふを言ったり、からだを動かし、声を出す楽しさを味わいます。


日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2017/01/14