原稿やっと書き上げました。
長い、長いトンネルをやっと抜けたような感じがします。
年末年始から、ずっと取り組んできた親の会のパンフレット「吃音ととも豊かに生きる」の執筆に、全エネルギーを傾けていました。そのために中断していた仕事が山積みでした。その一つが、この夏、出版の、べてるの家の向かい谷地生良さんとの共著、「吃音の当事者研究」です。
パンフレットでかなり思い切ったことを書いた勢いに乗って、さらにヒートアップしたものを書きました。それがやっと今日完成して、原稿を出版社に送る予定です。まだまだ、執筆しなければならないことはたくさん残っているのですが、大きな、大きな荷物は下ろしたような気持ちになっています。
4月は、これらの執筆に加え、言語聴覚士の専門学校の4校と、ソーシャルワーク演習の大学の講義が、同時に始まり、そのペースを掴むのが大変でした。今、それらも順調に流れ出し、毎日がいそがしいのですが、なんとかしのいでいくペースが掴めました。その講義が続く間にも、島根のキャンプや岡山、オランダの世界大会、沖縄の専門学校、そして、全国難聴言語障害教育の鹿児島の大会へと続いていきます。
忙しさに書かないでいたら、何も書けなくなります。せっかくのいろんな体験を書かないと、身につきません。毎度、毎度の「オオカミ少年」のようですが、今日からは少しずつでも書いていきますので、よろしくお願いします。
とりあえずの報告です。
日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2013/04/29