吃音親子サマーキャンプ芝居の合宿
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 楽しい写真は研究会のホームページにアップしてあります・

先週末、8月末の吃音親子サマーキャンプの時に、子どもたちと取り組むお芝居の事前レッスンがありました。千葉県や三重県などからスタッフ総勢27名。お寺の講堂で合宿です。ずっと長い間、竹内敏晴さんが、脚本を書いてくださり、合宿して私たちに演技指導をしてくださっていました。亡くなる直前に、この芝居のレッスンをしてくださったこと、忘れられません。
 その後を、帝塚山大学の渡辺貴裕さんが引き継いでくださって、3年目です。
 「コニマーラのロバ」5年ほど前にしたものですが、みんなすっかり忘れています。それを丁寧に渡辺さんが演出・指導してくださいます。実際にみんなで演じていけば、ぼちぼちと思い出してきました。とても楽しいお芝居です。竹内敏晴さんの脚本、舞台構成のすばらしさをあらためてみんなは感じました。子どもたちと取り組むのが楽しみです。

 それにしても、キャンプそのものだけでも参加は大変なのに、27名もの人が、交通費を使って集まってくる。それは、私たち自身がとても楽しいからです。子どもたちのためにだけでは、22年もキャンプは続けることはできません。
 キャンプには仕事の都合で参加できない人が、ホームページに掲載したいと、カメラマンとしてつきあってくださいました。写真はホームページでも是非ご覧ください。

 レッスンの後、メールをくださった人の感想紹介します。
 
 「おもしろいお芝居でした。最初あまり声がでていなかった人が、最後ではどんどん大きな声が出て、素晴らしい舞台になりました。みんなの力を感じました。
ああしてもみんなが頑張っている姿を見ていると、吃音親子サマーキャンプは、大阪スタタリングプロジェクトが、しっかり支えてきたのだということがよく分かります。
 みなさんと一緒に取り組めるありがたさを思います。鈴木さんが、報道カメラマンとして一日目ずっと写真を撮って下さっていました。徳田さんが横断幕をつくってくれています。キャンプそのものには参加できなくても、大阪吃音プロジェクトの大きな活動だと思えます。お疲れ様でした」

 「レッスンお疲れ様でした!本当に楽しい、幸せな2日間を過ごさせて頂きました。自身は吃音教室に参加したのが26歳のときで、今年で丁度10年目になります。この間に本当に色々なものが大きく変わったけれど、10年前と少しも変わらない、皆さんの本当に温かくて楽しげな笑い声、人を大事にする誠実さ、まじめさ真剣さ厳しさ、尽きることないユーモア、そして10年前からずっと変わらない伊藤さんのおなら!どれも懐かしくて本当に居心地のよいものばかりで、私は本当に大阪吃音教室やサマーキャンプの皆様の中で、人と向き合い、自分と向き合いながら「楽しく」生きる人生の基本を教わったのだと、つくづく噛みしめ感謝する2日間でした。人前でこんなに沢山セリフをしゃべって演じるのは人生で初めてです。やりたいことやるべきことから逃げ続け、自分を表現するあらゆる手段から逃げ続け、無力感の殻に閉じこもっていた、ちっぽけな少年の私に、「大人になったらこんなことしている貴方がいるんだよ!」と、タイムマシンがあれば見せてやりたい気持ちでいっぱいです。何とか少しでもセリフ覚えて、事前練習に向かわせていただきたいと思っております!

 「サマキャンの事前レッスン、ありがとうございました。はじめての体験と、はじめて会う人との交流で、レッスン中は緊張が続きましたが、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。話に聞いたり、DVDやスタタリングナウで見聞きしていた通り、魅力を感じる体験でした。長年キャンプに参加している常連の人も、まだ浅い人も、初めての人も、みなさん生き生きしているなあ、と感じました。
 声を出すのも気持ちがいいし、体や声で自分を表現するのも本当に気持ちがいいですね。
他の人がのびのびと演じているのを同じ空間で見たり、人の声や表現が変化していくのを見られるのも、醍醐味ですね。「これがサマキャンの魅力か〜」と感慨深かったです」

 「事前レッスン、撮影を楽しませていただきました。写真を整理していると参加者の皆さんの顔が、一日の中で変化していく様子がわかり、本当に良い集まりだなと感じました。
ブログに掲載されるなら全体が写ったものが良いのではと思い、探しましたが、それぞれの人の表情を写すことに一生懸命になっていたようで、全体の写真が少ないことに気付きました」

 「事前レッスン、お疲れ様でした。お世話になりました。仲間の中にいる安心感と楽しさで本当に、幸せでした。みなさんのいつもと変わらない笑顔あえてに会えてうれしかったです。よかった!よかった!さあ、これから私も講習会を全力で頑張ります」

日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2012/07/26