充実して、楽しい運営会議
NPO法人大阪スタタリングプロジェクトは、吃音に関して様々な活動をしています。吃音親子サマーキャンプや、どもる子どもの親のための相談会などです。しかし、一番大きな、中心的な活動は、毎週金曜日に開かれる、大阪吃音教室です。その年間スケジュールを決める運営会議が、2月18日、19日にありました。
これまでは、合宿で2日間でしていたのですが、最近は泊まりはしませんが、それでも2日間をかけて行います。海外や、地方に転出した人は参加できませんでしたが、ほとんどの人が参加したことになります。毎回思うのですが、この結束力はすごいことだと思います。
毎週の大阪吃音教室は、だいたい、25〜30名ほどが参加していますが、18名の運営委員がいるというのは心強いです。仕事が忙しくなったり、金曜日なので会議が入ったりして休んでも、これだけのメンバーが下支えしていると考えると、私も気楽に休むことができます。
会議はまず、ひとりひとりのふりかえりから始まります。時間制限はないので、かなり話す人がいます。担当した例会のよかった点や反省点など、また周りの人も感想を言っていきます。みんなが真剣に自分が担当する例会への思いを語ります。努力したこと、工夫したこと、そして、周りの人も実に良く観察していて、覚えていて、レスポンスします。みんなが、支えてくれていると実感できます。
吃音についての講座、コミュニケーションに関する講座、人間関係に関する心理学の講座、それぞれの人が、「今年はこれを担当します」と手を挙げて担当しただけに、真剣に勉強したあとが感じられます。みんな、本当にまじめな、誠実な人たちだなあと、ひとりひとりのふりかえりを聞いて思います。
そして、みずから担当したい、挑戦したい講座に手を挙げていき、2012年度の年間のスケジュールが決まっていきます。今年のテーマを決めたり、新しい講座が新設されたり、一年一年変わっていきます。常にバージョンアップしていくのが、すごいことです。
私は国際吃音連盟の役員なので、また世界大会に何度も参加しているので、世界のセルフヘルプグループがどんな活動やミーティングをもっているかよく知っています。大阪のような、充実した、役に立つ、吃音にとって意味ある例会をしているところは、世界にありません。おそらく、世界一だと私は思います。
みんなも、いい仲間に恵まれている幸せを感じていたことだと思います。
2012年度の例会は4月13日から始まります。こんなに長く続けていて、まったくマンネリにならないのが不思議です。また、新しい出会いが私たちを待ってくれています。楽しみです。
日本吃日本吃音臨床研究会・会長 伊藤伸二 2012年2月23日
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
世界中に確実な吃音治療法が全くない中で、私たちは「吃音を治す」ではなく、「吃音を生きる」を目指します。
吃音とうまくつきあうに、交流分析、アドラー心理学、吃音の当事者研究、ナラティヴ・アプローチ、認知行動療法、アサーション、論理療法などを学んでいます。
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NPO法人大阪スタタリングプロジェクトは、吃音に関して様々な活動をしています。吃音親子サマーキャンプや、どもる子どもの親のための相談会などです。しかし、一番大きな、中心的な活動は、毎週金曜日に開かれる、大阪吃音教室です。その年間スケジュールを決める運営会議が、2月18日、19日にありました。
これまでは、合宿で2日間でしていたのですが、最近は泊まりはしませんが、それでも2日間をかけて行います。海外や、地方に転出した人は参加できませんでしたが、ほとんどの人が参加したことになります。毎回思うのですが、この結束力はすごいことだと思います。
毎週の大阪吃音教室は、だいたい、25〜30名ほどが参加していますが、18名の運営委員がいるというのは心強いです。仕事が忙しくなったり、金曜日なので会議が入ったりして休んでも、これだけのメンバーが下支えしていると考えると、私も気楽に休むことができます。
会議はまず、ひとりひとりのふりかえりから始まります。時間制限はないので、かなり話す人がいます。担当した例会のよかった点や反省点など、また周りの人も感想を言っていきます。みんなが真剣に自分が担当する例会への思いを語ります。努力したこと、工夫したこと、そして、周りの人も実に良く観察していて、覚えていて、レスポンスします。みんなが、支えてくれていると実感できます。
吃音についての講座、コミュニケーションに関する講座、人間関係に関する心理学の講座、それぞれの人が、「今年はこれを担当します」と手を挙げて担当しただけに、真剣に勉強したあとが感じられます。みんな、本当にまじめな、誠実な人たちだなあと、ひとりひとりのふりかえりを聞いて思います。
そして、みずから担当したい、挑戦したい講座に手を挙げていき、2012年度の年間のスケジュールが決まっていきます。今年のテーマを決めたり、新しい講座が新設されたり、一年一年変わっていきます。常にバージョンアップしていくのが、すごいことです。
私は国際吃音連盟の役員なので、また世界大会に何度も参加しているので、世界のセルフヘルプグループがどんな活動やミーティングをもっているかよく知っています。大阪のような、充実した、役に立つ、吃音にとって意味ある例会をしているところは、世界にありません。おそらく、世界一だと私は思います。
みんなも、いい仲間に恵まれている幸せを感じていたことだと思います。
2012年度の例会は4月13日から始まります。こんなに長く続けていて、まったくマンネリにならないのが不思議です。また、新しい出会いが私たちを待ってくれています。楽しみです。
日本吃日本吃音臨床研究会・会長 伊藤伸二 2012年2月23日
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世界中に確実な吃音治療法が全くない中で、私たちは「吃音を治す」ではなく、「吃音を生きる」を目指します。
吃音とうまくつきあうに、交流分析、アドラー心理学、吃音の当事者研究、ナラティヴ・アプローチ、認知行動療法、アサーション、論理療法などを学んでいます。
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