大阪吃音教室の2022年最初の講座は、明日1月14日(金)午後6時30分から、アネックスパル法円坂で行う「どもりカルタ」です。
 お正月気分がまだ残るこの時期に、毎年、この講座が行われてきました。
 カルタの読み札のそれぞれに、ひとりひとりのどもる人の人生が込められています。
 自分の体験を短いことばで、つらく悔しかった体験はちょっとユーモアに包んで、遠い昔の体験を今の子どもたちへのエールとして、「どもりカルタ」の講座はすすめられてきました。
 例年、「どもりカルタ」の講座は、4つか5つのグループに分かれ、‘匹濟イ鮑遒襦´読み札に合う絵札を描く F匹濟イ鬟曠錺ぅ肇棔璽匹暴颪、それを読んで味わう ぅ哀襦璽彗亶海如▲ルタとり大会をする という手順で行ってきました。
 コロナの影響を受けているので、例年のような形はとれないかもしれません。感染状況がどうなっているか分かりませんが、自分を振り返る時間をご一緒し、今年のいいスタートが切れるよう、願っています。

 「学習・どもりカルタ」(1,200円・送料含む)は、全国のことばの教室で活用していただいています。2010年に作成したものですが、ロングセラーを続けています。
 「そうそう、私も同じだ」という共感を呼ぶもの
 「へえ、そう考えることができるか」という新しい価値観の発見につながるもの
 「よし、私もやっとみよう」と行動してみようという意欲につながるもの
など、どもる子どもたちに少なからず影響を与えているようです。
 「学習・どもりカルタ」で遊び、カルタを通して吃音について考え、学んだ子どもたちは、今度は、自分で自分のオリジナルのカルタを作り始めます。通常学級で自分のことを知ってもらうために紹介している子ども、ことばの教室の修了証書のように、卒業制作としてつくる子どももいます。
 大阪吃音教室で作ったカルタは、子どもたちに紹介したいと思います。どもる大人が作るどもりカルタ、子どもちは楽しみにしてくれています。
 この2年間できなかったことが多かったのですが、今年はできるだけいろんな活動をしたいと願いながら、明日、大阪吃音教室は始動します。

日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2022/01/13