今、東京で2018年を振り返っています

 今年も残りわずかになりました。
 改めて今年をふりかえり、よく動いたなあと感じています。
 12月の初めは、千葉で、ことばの教室訪問と翌日の研修会、相談会がありました。このときに、金子書房の『どもる子どもとの対話〜ナラティヴ・アプローチがひきだす物語る力』ができあがってきました。本当に苦労してつくっただけに喜びもひとしおです。不思議なもので何度も読み返しているのに、また、あとがきを読んでいました。相談会・研修会のことは後日、報告できればと思います。
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 翌日は年末の恒例となったラグビー早明戦です。前評判は明治の方がよくて、僕たちも勝つものと思って気楽に見ていたのですが、思いがけない展開になりました。実力差はあまりないのに、残り10分というときには、31対13という差がついていました。ほとんど負けを覚悟した時、俄然明治が力を出し始め、2トライ2ゴールで、31対27という4点差までつめ寄りました。明治がボールを支配したまま、80分を経過。1トライすれば逆転というところまで追い詰めました。奇跡の逆転を信じたのですが、ちょっとしたミスでノーサイド。一度は負けを覚悟したのに、あそこまで追い詰めると、やはり惜しかった! 負けてしまいましたが、おもしろいゲームでした。
 校歌を歌うことも、紫紺のシャツや旗に懐かしさを感じることも、終わった後の銀杏並木も、恒例になったラグビー観戦でした。
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 その後、大阪に帰り、今年最後の「スタタリング・ナウ」の編集をし、15日は大阪吃音教室の忘年会でした。

 12月22・23日、吃音親子サマーキャンプに参加した、高知の保護者の働きかけで、高知での吃音相談会と翌日の研修会が実現しました。吃音相談会が終わった後、高知市の言語聴覚士会の役員の人たちとの懇親会がありました。そこに、当時京都大学の学生で、大阪教育大学の伊藤研究室に良く出入りしていた、高知県のことばの教室の教師になっていた、なつかしい人との出会いもありました。このことはまた書きたいと思います。

 いろいろなことがあったのに、なかなかブログの更新ができませんでした。来年1月には昨年を振り返ってのブログを書きたいと思います。

 今年1年がんばったご褒美に、この年末年始は、東京で過ごしています。昨年は玉造温泉でした。今年はお江戸の正月です。着いた日からあちこち歩き回っています。

 日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2018/12/30