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 出会いの広場

 開会式に続いて、キャンプの最初のプログラム活動1が出会いの広場です。

 1986年に開いた、第一回国際吃音問題世界大会を大成功に導いたのが、九州大学の村山正治先生が担当して下さった「出会いの広場」でした。世界各国から参加した人たちが、この出会いの広場で、いくつものエクサザイズをともに経験した、エンカウンターグループ的な雰囲気が、初めての人たちを、一気に近い存在にさせました。たくさんの人から、あの「出会いの広場」があったから、世界大会を成功したとよく言われました。

 それから、僕たちのキャンプや吃音ショートコースなどのワークショップでは、この出会いの広場を大切なものと位置づけています。今回のキャンプは千葉市立院内小学校の渡邉美穂さんが担当しました。シンプルなサマキャンじゃんけんからはじまり、いくつかの童謡を、その場で初めてできたグループで。相談して、からだを使って童謡を歌うという、初めてで会うひとたちにとって、かなりハードルが高い活動です。

 これまで親の表現活動や演劇を通して「からだで表現」になれている子どもと親は、すぐにのってきました。新しく参加した人たちも、先輩の積極的な動きにあおられて、グループごとに相談し、練習し、最後に発表します。これが最終日ではなく、活動の一番初めです。初めて参加した人たちは、きっと面食らったことでしょう。しかし、全体の場の力は大きく、楽しく話し合い、楽しく練習し、表現を競い合っていました。

 これが吃音親子サマーキャンプの伝統かと、僕自身も驚きました。
 この出会いの広場で、今年のキャンプも楽しく、充実したものになると予感しました。

 日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2015/08/31