2015年8月21日

 いよいよ,吃音親子サマーキャンプの開幕です。今年も140名以上の申し込みがあったのですが、体調を崩したり、急な用事が入り、キャンセルがありました。それでも130名ほどのキャンプになりました。
 これから、写真を紹介しながら、キャンプを振り返ります。

サマキャン2015スタッフ打ち合わせ ブログ 

全国から集まった参加者は、まず「荒神山自然の家」のオリエンテーションを受けた後、荷物をそれぞれの部屋に運び、しばし休憩します。その間に、僕たちスタッフは、第一回目のスタッフ打ち合わせをします。一人一人の簡単な自己紹介の後、次のスタッフ会議までの、キャンプの流れを説明します。

 これだけの参加者の3日間のキャンプなのに、事前の打ち合わせは何もありません。初めてスタッフとして参加する人も少なくなく、その人たちと会うのは、キャンプ初日が初めてです。46名のスタッフの内、沖縄の言語聴覚士や、遠方の人6人ほどはこの第1回目のスタッフ会議に間に合わず、夕食後に合流しました。
 60分ほどの打ち合わせですが、僕たち自身も、これだけ短い打ち合わせで、よくキャンプが回っていっているものだと不思議です。初めて参加のスタッフも、みよう見まねで行事に参加していく中で、自分の立ち位置を見いだしていきます。丁寧な説明が一切ないままにすすんでいきますので、初参加のスタッフは最初はとまどいながらも、夜のミーティングの時には、このスタイルが自然と理解できてくるようです。

サマキャン2015挨拶 ブログ
 僕の開会の挨拶です。今回は、初めてキャンプにテーマをつけました。
 「子どものレジリエンスを育てる」ですが、子どもにも分かるように、少しレジリエンスについて説明し、キャンプの中で、レジリエンスの大切な概念である「メンター」(師匠・先輩・目標にできる人)を探そうと締めくくりました。
 
 挨拶の後、参加者全員の名前をひとりひとり読み上げ、その場で立ちます。そして、全員の拍手で迎えます。初めての参加なのに、親はあっち、子どもはこっちというふうに、親子で一緒に座っていないのが僕たちのキャンプの大きな特徴です。荷物を運び入れ、スタッフ会議をしている間の休憩時間に、複数回参加している子どもたちが、新しく参加した子どもに話しかけ、もう知り合いになっているのです。
 キャンプ中、みずいろ、ピンク、きみどり、きいろの4つのグループごとに行動します。演劇の稽古も、ウォークラリーも、このグループで行います。この生活班は、小学1年生から高校生までの縦割りです。
 さあ、生活班ごとに集まり、最初のプログラム「出会いの広場」のために、体育館に向かいます。いよいよキャンプのスタートです。

日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2015/08/28