休養はできた湯布院

 長いと思ってた湯布院滞在も今日で終わり。亀の井別荘の茶房、天井桟敷で少しゆっくりしてきました。
 明日は朝早く車で出ます。雪が心配でしたが、正月の雪も溶け、なんとか高速道路も大丈夫、朝早く出発しても大丈夫のようです。

 今年の湯布院は大変でした。健康増進ホームーについて早々、インフルエンザにかかった人が出て、あっという間に広がってしまいました。軽い風邪はよくひくものの、インフルエンザには20年前に一度かかったものの、無縁だったのが、移ってしまいました。そこで、ホームでは、食堂での食事をやめ。部屋に食事を運び、部屋食になってしまいました。テーブルを囲んでの食事のひと時がたのしみなのに、それがまったく無くなりました。せっかく、昨年の半田さんご夫妻と同じテーブルで、また話が弾んでいてときだけに、なんともさびしい滞在になりました。結局、最終日まで、部屋食が解除されることはありませんでした。談話室も使用禁止になっていたために、早川ご夫妻とも出会い機会がなく、そきほど、明日退室の挨拶に行ってきました。

 僕たち二人ともインフルエンザにかかったために、湯布院の知人とも会うこともできず、昨日やっと、中曽根さん、平野さんに会うことができて少し話せただけで、これも残念なことでした。しかし、熱が出て、外出もままならなかったために、本当にひさしぶりにからだを休めることは出来ました。いい温泉にきているのに、温泉にもはいれなかったものの、「からだやすめ」には十分なりました。英気を養うことはできましたので、大阪に帰ってから、新しい年が始動することになります。

 今年も、しなければならないことが山積みです。来週末は東京吃音ワークショップと、僕たちのいい、ことばの教室の教師と、言語聴覚士の仲間の合宿があります。
 
 「東京吃音ワークシヨップ」と「吃音を生きる子どもに同行する、教師、言語聴覚士の会の合宿」が実質的な、2015年のスタートです。今年はどんな出会いと、どんな活動ができるか、とても楽しみです。
 今回、ブログの更新を少しですが続けることができましたので、これを習慣にしようと思います。
 そういうわけで、計画していたことはほとんどできなかったものの、休養できたことをよしとして、湯布院の滞在を捉えています。

日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2015年1月4日