函館から先ほど帰りました。その様子はぼちぼち報告しますが、まず、ドシな体験から。これを書かないと先にすすめないので、しばらくおつき合いを。

 僕の周りの人たちは、僕のドジをみんなしっているので、またかと思うでしょうが,函館医空港で大慌しました。以前も、新潟県・言語障害教育研究会での帰りも、新潟空港で大慌てしました。搭乗手続きをしようとして、クレジットカードがないことに気づきました。真っ青になりました。以前も金沢で落としたことがあります。紛失手続きをするなど大変ですが、JALカードの僕は、航空券とカードが一体なので、のれないのです。

 とりあえず、ホテルに置き忘れたかもしれないと連絡しようとおもいましたが、ホテルの名前を覚えていません。いろいろとお世話をして下さった、ことばの教室に聞いてみようと連絡しましたが、連絡がつきません。空港で主なホテルの電話番号をおしえてもらい、片っ端から電話をしなければなりません。
 
 とにかく、ホテルが分かり、連絡したら、カードがクローゼットに落ちていたそうで,とりあえずは紛失届けはしなくてすみ、JALも予約は確認できて、新潟からかえることができました。

 今回は、大切なUSBメモリーのケースがないことに、函館空港のレストランで、食事を注文した後で気づきました。スーツケースに入れるはずはないと思いつつも、確認のために、カウンターに預けたにもつを取り戻し調べたもありません。ホテルは何度もドジをしているので、確認したはずなのにとおもいつつも、ホテルに問い合わせるしかありません。忙しい時間帯確認ができません。宿泊室だけでなく、UABメモリーを実際に使った、記念講演をした宴会場かもしれない。ふたつの場所を調べて、連絡してもらうことにして、函館を後にしたのでした。

 僕はいつもそうなのですが、「まあいいか、命を落とさなかっただけでいい」と論理療法的に落ち込みを和らげました。4本のUSBメモリーには、今後必要なたくさんの文書データが入っています。本当はとても大変なのですが、論理療法の威力です。これまでのデータはなくても、「全くまっさらの中からまた、書いていけばいいや」「これまで書いたことは、過去のこと、全く新しく書いていくのもいいかもしれない」と本当に考えると、気持ちが楽になりました。気をつけて、退室するとき確認したのだから、今回は、USBメモリーは絶対に出てこないと覚悟をしたのです。

 ところが、僕は本当に悪運が強い。どこにあったのか聞かなかったですが、部屋にあったと、自宅に帰る電車に連絡が入りました。ないものと考えていたので、拍子抜けで、クジットカードがあった時のような、ほっとした思いはありませんでした。
 このドジは死ぬまでつづくことでしょう。

 吃音親子サマーキャンプの報告もまだですが、しばらく北海道大会の報告をします。

 日本吃音臨床研究会 伊藤伸二 2014/09/14