私は小学1年生から高校を卒業するまで、三重県の津市にいました。3歳ごろからどもり始めたようですが、明るく元気な子どもでした。ところが、小学2年生の秋の学芸会で、セリフのある役から外されたことで、吃音に強い劣等感をもって、悩み始めました。小学、中学、高校と本当につらい生活でした。友だちもなく、教師からもいじめられたので、故郷の津市には楽しい思い出は何ひとつありません。ところが、ずいぶん前にブログで中学の同窓会のことを書きましたが、今では津市はいい町になりました。
 2月11日、津市の小学校で講演や話し合いがあります。ことばの教室に来ている子どもや、保護者、ことばの教室教師が参加対象ですが、このブログで興味を持たれた方は、主催者にご連絡下さい。故郷とは言いながら、そんなに行く機会はありませんので、参加できる人、参加したいという人がおられたら、引き受けて下さいます。
 その案内と、以前の記事を紹介します。読売新聞の連載の1回目だけ紹介しました。7回の連載でした。日本吃音臨床研究会のホームページには、以前の新聞記事など掲載されていますのでお読み下さい。このブログを読んで下さった方と、お会いできればうれしいです。来週のことで、日程が迫っていますが。また、お知り合いにご紹介いただければ幸いです。

2012年02月02日22時19分00秒0001基本的信頼2012年02月02日21時53分23秒0002

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 世界中に確実な吃音治療法が全くない中で、私たちは「吃音を治す」ではなく、「吃音を生きる」を目指します。吃音とうまくつきあうには、吃音の当事者研究、ナラティヴ・アプローチ、認知行動療法など学ぶべきことがたくさんあります。
 役に立つ月刊紙、年刊研究誌などの見本をお送りします。500円分の切手を同封の上、お申し込み下さい。
〒572−0850 大阪府寝屋川市打上高塚町1−2−1526
日本吃音臨床研究会 代表 伊藤伸二
TEL/FAX 072−820−8244日
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